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こちらは櫻井翔さん、そして勿論嵐さんみんなが大好きな管理人による大変な自己満足blogです。 初めてお越し下さった方は閲覧前にリンク項目から「はじめに」のページをお読み下さい。
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こんばんは。実はさきほど仕事帰りに映画”大奥”を鑑賞してまいりました!

11月頃にのろのろ行きはじめるんだろうと思っていた大奥ですが、職場での話の流れで急遽「じゃあこれからみんなで行こうか!」という事になり、一応嵐ファンを名乗っている私なのに、半ば彼女らに引っ張られるようにして行ってきました。普通逆だろーって(笑)。
因みに女3人での映画鑑賞だったのですが、私以外はジャニーズへの興味が皆無に近い子達でした(笑顔)。
でも今にしてみれば、このメンツで参加することは非常に正しいことだったと思いました。嵐ファンと一緒に・・・ましてや(いないけど)二宮さんファンの人と行こうものなら、観劇後に見失うっ!!テンションの置き場所を見失うっ!!(何だそれ;)


そんなこんな妙な感想をのべましたが、つづきに内容に大きく触れた映画感想です。
ネタバレしか無いので(当然のように)、まだ観ていない・DVDを待ちわびている、なんて方はこちらでストップを!!


× × ×

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男女逆転の江戸時代。何か吉宗公あたり(歴史に疎くてすいません)。
町は活気で溢れているんですが、そこに居るのは女が大半。男がするような仕事に女が汗水たらして勤めている姿は、今まで時代劇を沢山見てきた私にはやっぱり違和感。
そして同じ女でも、おしとやかなままの女性(堀北ちゃんのような)もいれば、ガテン系な筋肉女子もいる。すっぱり女と男が逆転しているだけではなく、そこから身分の違いや家柄によって更に境遇が様々枝分かれしている所は、非常にしっかり作られていましたね。

まだ髷になっていない二宮さんの武道シーンに、いきなり胸キュンさせられる(早;)。
殺陣のシーンが息もつかせぬ早打ちで、見惚れます。二宮さんの殺陣って初めて見ました。
私はプロではないのでハッキリとは言い難いですが、すごく綺麗で力強い打ち込みだったと思います。やはり普段のダンスとかそういう動き・・・繋がってるんだな、こういう所作に(じーんと)。

そして、結構上映早々に始まった二宮さんの男女の濡れ場シーンにビクッ!!(小さな挙動不審者)
”ふしぎ発見”で存在するのは知っていたんですが、私、てっきり柴崎さんとのシーンだと思っていましたよ!でもよくよく考えれば髷を結ってないので、大奥上がる前に決まってましたね。
何ていうかそこに”愛”は無いんだけど…”博愛”ではある行為かなーって。男が少なくなった時勢に子供が欲しいと願う女性の母性を満たすには、このような手段を用いる他無いですから。
先程の話ではないですが、男がどんなに少なくとも、格式高く由緒ある家柄の女性はきちんと両家の婿が来てくれる。けれど今回の相手のような見るからに身分の高くない女性は、どう望んでも良縁など舞い込んでこない。となるとお金を払ってでも男と寝なければいけない。でもその需要は疫病の為に天井知らず。なのでまたどんどんと”金”がものをいってくる・・・。
男女逆転って一口に言っても、その性別のあり方は大きく変わるんだなーと。
二宮さんの初濡れ場シーンにそんなことをしみじみと思った私でした。

堀北ちゃんとのキスシーンに少しドキドキしつつ(初っ端のインパクトの為やや平穏無事に終了)、水野が大奥に上がり、二宮さんは髷になる(爆)。
髷姿は嫌いではないんですが、やっぱりその前がカッコ良かったので!私のドつぼだったので!せめて昇格してからで良かったんじゃないかなー、髷(執拗)。
うって変わって男だらけの大奥は、とても新鮮。エキストラなのか俳優のたまごなのか、掃除や炊事をてきぱきとこなす男達を見て「超楽しそう!!」と興奮!!←
ああいう一瞬だけカメラに映る役とか一度やってみたいですよね。台詞付きとかは冗談じゃないけど(誰も頼みません)、”大奥”という世界をドン!!!と印象づけるあのシーンに関わるのって面白そうだな。「ぞうきんがけをする男1」みたいな役割で・・・・・って私、そもそも男じゃないや(根本)。

大奥に入って早々にいじめられる水野。男の世界もなかなか怖い。そしてここに来てようやく水野が”顔だけはいい”立ち位置なことに気付きました(遅)。
しかしその後の夜のシーン。水野が同じ部屋の男達に羽交い絞めにされて襲われかけるっていう。ぶっちゃけここのシーンが私の中で一番スクリーンを直視できなかった箇所だったので、もう何て言っていいか。
口には出さなかったんですけど、

イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ!!!!!天下のスーパーアイドルになんてことすんのあんたら!!!そしてなんつーシーンを映画にしっかり持ってきてるんだスタッフ!!!(爆)

なんてことをとりあえず心の中でツッコミ続けていたんですが・・・すいません、実は途中から我慢できずに、水野が男の顔を蹴るシーン辺りまで目を瞑ってしまいました(弱虫です。蔑んでやってください)。
だって耐えられなかったんです・・・水野・・・っていうか二宮さんが可哀想だったんです・・・orz
誰か助けてあげてくれー!!サダヲーーー!!(何様;)起きろっ!!起きろっ!!二宮さんがピンチだーーー!!昼間みたいに助けろーー!!って願ってたんですけど、水野が結局自力でかたをつけました。サダヲは実はがっつり狸寝入りでしたよ、何だソレ(さっきから;)。

サダヲ(杉下です)に続き、次は大倉君の登場です!!
大倉君は黒髪&長髪(しかもざっくり縛っている)がとってもカッコ良かったです。和服が似合うっていう点ではちょっと二宮さん以上かも。ただの個人的観点ですけどね。あと髷じゃなかったし(まだ言うか)。
玉木さんにそっと寄り添う姿に、何か心があったまった私。やっぱり一途だ・・・一方的だから非常に見ていて痛かったけど(あ)、心が綺麗で真っ直ぐな子だと思った…。そしてこの辺りから段々と、あんなに心待ちにしていた玉木さんにイライラを覚え始める。全ては、すっかり大倉君贔屓になった私の心情変化によるもの(すいません)。
水野に真剣で再戦を申し込んだものの、和解するという”博愛主義”的人間な水野の思惑に乗ることはなく、美しいまま自害する鶴岡。まさかの切腹に「み、短い!大倉君の出番短い!!」と、違う意味でも落胆。
大奥観て私が一番変わったことは、変に大倉君贔屓になってしまったことのような気がします(笑)。
でも真面目な話。最後、美しい男は将軍の前に集められて暇を出されてしまうのですが、あのまま生き延びていたとしても彼は同じことをしていたんじゃないかと思います。だって彼もまた杉下のように、大奥でしか生きられない人間の一人だった筈ですから。

鶴岡の後釜ですっかり大奥でスーパーアイドルになった水野の環境の変化に苦笑(こら)。
水野を見てきゃっきゃきゃっきゃ言っている男達にちょっと引きつつ(ていうかコメディ要素ですよね)、中村君の鶴岡とはまた違った一途さは可愛いと思いました。
この辺りから段々階級のことだったり、(あまり脚色はないかもしれない)城下の生活事情だったりというのが入ってきて正直ついていくのは大変でした。何たって私、江戸以前の日本史は全く不得手なもので☆(偉そうに言わない;)

男だらけの世界に慣れてきた…というか麻痺してきた頃(笑)、柴崎将軍の登場です!!
随分と長々と感想を書いてきたんですが、だいぶ後半なんですね、将軍の登場。その辺りの徳川のお家事情も絡んできましたが、そこも同様に右から左へ☆←
ただ、柴崎将軍が本当にカッコ良くて惚れそうなくらいでした!!”男女逆転”ていうテーマがことごとく設定にリンクしてるなーと思ったのは、とにかく本編の中で一番男らしくて勇ましかったのは間違いなく柴崎将軍だったので(大笑)。
予告にもありましたが「なんとまぁ。馬鹿馬鹿しいほどに着飾った男どもだ」という台詞は、劇場で聞くと更に深くてカッコイイ。将軍の気を引こうと色とりどりの着物をまとった男達に対し、絶賛贅沢禁止キャンペーン開催下にある将軍様が着ているのは質素な着物。その様子に辟易している将軍様が、(偶然とはいえ)同様に質素な黒の着物をまとった水野と相対するという画は、非常に運命的でよくできたものだったなぁと。

男ばかりかと思いきや、女側にも非常に魅力的な要素が多くありました。
柴崎将軍もですが、和久井さんの役柄もなかなかに可愛らしかったです。上演後、お友達は大絶賛してました。
そして個人的なんですが、「大岡越前」が(当たり前なんですが)女性として柴崎将軍の傍でのんびり喋っている画もツボでした。こんな綺麗な女性の姿で「大岡越前」っていうのがまた!!(きゅん)

さてさて。晴れて(?)将軍の初めての男性として選ばれた水野ですが、何とその男は、大事な将軍の身体に傷をつける(純潔を奪う)ということで、寝屋を共にした後は切腹の刑に処されるということ。
「何なのそのわけの分からない法度!!」ということで最初はついていけなかったんですが、どうやら原作の方にその法度が制定された経緯があるようで、映画では「三代家光の時から決まっている」という一言の台詞で細かいことは端折られた感じでした。まぁいいですけど。笑
将軍は最初そんなことを知らないか失念していたかで、水野を選んだことを非常に悔いていました。
その表情から、柴崎将軍が心の底から水野という殿方に惚れてしまっていたことが分かりました。ここでやっと見られた、柴崎将軍の女らしさが可愛いかった!!

水野と将軍の男女のシーンはそんなに長いものではなく、どちらかといえばキスシーンがメインのような感じでしたが、それでも私は釘付けでした。
柴崎将軍は水野を好きだという気持ちが少なからずあったわけなので、下の身分の者に気安く名前で呼ばれること云々よりも、女の勘というもので「誰かと自分を重ね合わせてる」ということを察知した瞬間の心の痛みの方がやや重要だったりするんじゃないかと思うこの寝屋のシーン。

もうあと30分くらい上演時間が長ければ水野と将軍のお互いに対する心情がもっと見られたかもしれません。そこは少し残念。
結局水野はのぶに一途だったわけですけど、少しぐらい将軍に揺らいでくれても構わなかったんじゃないかと私は思うんです。博愛主義なだけあって、本当に強く想っていることが分かりにくい子ですよね、水野って。
そこが男女問わず(笑)相手を惹きつける彼の魅力なんでしょうけれど。

× × ×

ネタバレ全開ですが、ラストは一応伏せておきます(今更な配慮ですが)。


てなわけでざっくり”大奥”感想書かせていただきました。
佐々木さんと玉木さんの話をそういや触れてませんでしたが、こちらのお二人は実は黒幕だったんですよね(振り返ってみると)。
要所要所に登場するので部分的な感想が非常に書き辛かったのですが、私はとてもこの二人のシーンが好きでした。佐々木さんは最初いい人かと思ったんですが、実は権謀術数が大変お得意な方で。笑
水野を陥れる計画を結構早い段階から立てていたこと、普通に最後まで気付かなかったです。今までの優しさは偽りか・・・と思うと、私が水野だったら完全に人間不信に陥りそうです(爆)。


この映画の全体的評価ですが、私はかなり満足でした。
もう一度行く機会があるかどうかは分からないんですけど、DVDは少し悩んでもいい気がします。笑
二宮さんの演技には弱いんですよ、私。何だかんだで☆

長々とお付き合い下さいましてありがとうございました!!
※一度観た限りの感想なので、所々話が合わなかったり実際とは違う描写を書いていたりするかもしれませんが、その点はどうぞご了承くださいませ。
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自己紹介:
高知県生まれ。在住。学年的には末ズ-1歳。
関西を転々とした後、現在は県内で接客業。
でもそろそろフリーとして活躍できる職に就きたい。
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